日本の神様辞典-やおよろず「八咫鏡」 イラスト

三種の神器の一つ、「八咫鏡(やたのかがみ)」。
天照大神の依代として、原物は伊勢神宮に、複製が宮中三殿の賢所(かしこどころ)にお祀りされています。

八咫鏡は、日本書紀において天照大御神の御子・瓊瓊杵尊(ニニギ)尊が地上に降る際、天照大神から勅(みことのり)とともに授けられました。

(原文)
吾兒、視此宝鏡、當猶視吾。可與同床共殿、以為斎鏡。

(訓読文)
吾が児、此の宝鏡を視まさむこと、当に吾を視るがごとくすべし。与に床を同くし殿を共にして、斎鏡をすべし。

『日本書紀』

「わが子よ、この宝鏡は私と思って見なさい。お前と床を同じくし、同じ宮殿でこの鏡を奉りなさい。」と、天照大御神は瓊瓊杵尊(ニニギ)尊に託しました。これを「宝鏡奉斎の神勅」と言います。

イラストは、その場面を描いています。

イラストの構図は、今野可啓『斎庭の稲穂』をインスパイアしています。

鏡のデザインは黒塚古墳などで出土している三角縁神獣鏡をモデルに、上記の引用の原文を銘文としていれてみました。